【ハンブルクの建物】旧商工組合福祉住宅 Krameramtswohnungen

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旧商工組合福祉住宅   聖ミヒャエル教会の裏手,クライエンカンプ通り10番地の奥に小さな観光スポットがある。狭く短い通路に木組みの家々が並ぶ一画,旧商工組合福祉住宅 Krameramtsstuben (クラマーアムツシュトゥーベン)だ。Kramerとは雑貨屋,小売店,小商人という意味。ここはその同職組合が17世紀に組合員の未亡人のために建てた福祉住宅だった。
その一つが小さな博物館になっており,1850年頃の福祉住宅内部が家具調度品とともに再現され,当時の中流階級の市民の暮らしを知ることができる。博物館のほか,土産物屋やレストランがある。
旧商工組合福祉住宅人口密度の高かったハンブルクでは,この場所のように路地裏の狭い通路に木組みの家が並ぶ一画(Gängeviertel)が多かった。
17世紀頃から市壁内の人口増加に対応するようにに通りの裏に小さな住宅が建てられ始め,人口密度が非常に高かった18世紀から1842年の大火事までは市内の至る所ににこのような区画が存在した。
右の写真の中央,オレンジ色の小さな屋根が並んでいる部分が旧商工組合福祉住宅だ。(聖ミヒャエル教会展望台からの眺め)
旧商工組合福祉住宅入り口すぐ脇の壁にハンブルクの歴史上の出来事が描かれている。1189年のハンブルク港「開港」に始まり,伝説の海賊シュテルテベッカーの拿捕(1400年),1842年の大火事,コレラの流行(1892年),ハンブルク大空襲(1943年)などだ。中央で桶を担いでいる人物はハンブルクのマスコット的存在の「フンメル」である。
壁の絵を大きな画像で見る

旧商工組合福祉住宅通路の奥にあるレストランKrameramtsstubenでは北ドイツの料理が食べられる。ハンブルクの料理といえばラプスカウスが最も有名だが,ここでは他の北ドイツ料理も試してみたい。例えば,ぶつ切りのウナギをドライフルーツや野菜と煮込んだウナギのスープ(Aal Suppe)。意外な組み合わせだが,甘酸っぱくて美味しい。また,ローテ・グリュッツェ(Rote Grütze)は赤いベリー類を煮込んだデザート。数種の魚のソテーにマイルドなイエローマスタードのソースを合わせた,パンフィッシュ(Pannfisch)もおすすめ。

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