聖カタリーネン教会 St. Katharinen Kirche

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ハンブルク 聖カタリーネン教会
船乗りのための教会
聖カタリーネン教会が創設されたのは13世紀,文書での最初の言及が確認されるのは1256年のことである。ちょうど商業発展によってハンブルクの都市領域が拡大した時代であった。
教会が建てられたのはGrimmとCremonという新たな商業地区だった。古い港もすぐ近くにあったため,船乗りのための教会としての役割を果たしていた。
現在も,倉庫街やハーフェンシティなどの港湾地区にもっとも近い教会として親しまれている。 

ハンブルク 聖カタリーネン教会 黄金の冠をかぶる尖塔
ハンブルクの他の教会と同様に,聖カタリーネンも第二次世界大戦の際の爆撃により破壊され,のちに再建された教会である。
被害を免れた教会の基礎部分はハンブルクに現存するもっとも古い建築物であり,13世紀に築かれた。
外観で特徴的なのは,1657年に付け加えられたバロック様式の尖塔だ。丸みがありどこか女性的な印象のこの尖塔は,よく見ると上の方に黄金の冠をかぶっている。言い伝えによると,その冠は海賊王シュテルテベッカーの略奪品の黄金からつくられているという。
バッハも高く評価したパイプオルガン
15世紀からパイプオルガンをもっていた聖カタリーネン教会は多くの音楽家とのかかわりをもった。
この教会のオルガニストを務めた北ドイツ・オルガン楽派の大家ヨハン・アダム・ラインケンもその一人である。
さらに,聖ヤコビ教会のオルガニストの採用試験を受けに来たヨハン・セバスティアン・バッハが老年のラインケンの前でこの教会のオルガンを弾き,感嘆させたというエピソードも伝わっている。バッハは聖カタリーネン教会のオルガンを非常に高く評価し,「その音色の美しさと多様性は言葉に尽くし難かった」と語ったという。
残念ながら,第二次世界大戦時の爆撃によりオルガンは破壊されてしまった。

ハンブルク 聖カタリーネン教会
その他の教会
聖ミヒャエル教会 / 聖ニコライ教会(跡) / 聖ペトリ教会 / 聖ヤコビ教会


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